【京都】1月17日開催の三十三間堂の一大イベント「大的大会」と絶対に見ておくべき周辺観光スポット
こんばんは。私です。
京は、明日1月17日に開催される三十三間堂の大的大会について、書きたいと思います。江戸時代から続く「通し矢」に由来するイベントで、新成人が晴れ着姿で参加します。京都名物といっても過言ではありません。
全国の精鋭が集まるイベント
このイベントには「20歳の新成人」が集まります。
20歳は、大学2年生の人が多いため、全国の大学の弓道部の主力が集まります。(3年などは就職活動に入ってしまう人もいるため)
また、三十三間堂に弓の精鋭が集まり、当時を思い出させるような風景は圧巻です。
さらに、さらに、全国の大学生が晴れ着姿で弓を打つ機会はなかなかありませんので、ご覧になることをお勧めします。
動画紹介
2014年の頃の動画になります。一般公開されての晴れ着姿での大的大会は、なかなか珍しいイベントなので、ぜひ行くことをお勧めします。
こちらは2013年の大会になります。
観光客の数がすごいことになっていますね。今年の京都はこれ以上来るかもしれませんので、ぜひご注意ください。
三十三間堂に来られた際に注意する点
1.飲食物をあらかじめ買っておくこと
三十三間堂周辺は、飲食店が(1月17日に来る観光客の人数に対して)圧倒的に足りていません。そのため、駅周辺で予め昼食や飲食物を買っておかれることをお勧めします。また、駐車場も圧倒的に足りないと思いますので、公共交通機関で行かれることをおすすめします。
バスの場合
中央口を出て、すぐに「清水寺行き」がありますので、それに乗られることをお勧めします。ただ、バスは例年押しつぶされるような感じで乗ることになるため、乗ること自体あまりおすすめできません。
徒歩の場合
実は、徒歩20分圏内で行けます。以前紹介した第一旭でラーメンを食べながら行かれるのもいいかもしれません。ラーメンはちょっと・・という方は、近くにおいしい和菓子屋さんがあるので、紹介します。
七條さんです。
お勧めのお菓子は、工芸菓子の金魚です。ちなみに、オンラインでも買えます。
工芸菓子「金魚」 - 京菓匠 七條甘春堂 オンラインショップ
2.本当に寒いので、気を付けてください。
「死ぬんじゃないのか?」と言われるぐらいこの時期は寒いです。
(言い過ぎだとは思いますが)
また、特に注意してほしいのが「靴下」と「ズボン」です。
京都の寺院は、冷たい床を靴下だけで歩く距離がものすごく長いので、足が冷えて観光どころではない!!なんてこと、よくあります。
(三十三間堂は、名前の通り縦長です。30分位歩きます。廊下も非常に長く、もし寺院内をめぐるのでしたら、相当な準備が必要です)
靴下を二重以上に履いていかれることをお勧めします。
三十三間堂に寄られた後にお勧めする場所
三十三間堂に行かれた後、お勧めしたい場所がありますので、今回紹介いたします。
1.智積院
(写真は、春の智積院の園内の様子)
三十三間堂から見て、東にあるお寺です。歩いて1分ぐらいでいけます。
京都を代表するお寺ですが、観光客の知名度が意外に低く、あんまりいないのが特徴です。
しかし、ここには、戦国時代の画家長谷川等伯とその息子が描いた国宝「桜図」と「楓図」が あります。
これは一見の価値がありますので、ぜひいらしてください。等伯についての情報は下記に載せておきます。
【HD】 福山雅治 アサヒビール 「金のスーパードライ 歳暮」篇 CM(30秒)
もっと知りたい長谷川等伯―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
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安部龍太郎さんが直木賞を受賞した作品が「等伯」で、長谷川等伯が主人公の話になっております。
春に訪れると、桜が、5月になるとツツジが見ごろを迎えます。
この時期はものすごく寒いので先ほどの「靴下」の準備を忘れないようにお願いいたします。
2.養源院
養源院は、三十三間堂から見て東隣にあります。本当に近いのでぜひいらしてください。
養源院は、浅井長政を弔うために作られたお寺で、寺院内には「血天井」と呼ばれる遺構があります。(寺院内は撮影禁止のため、写っていません)
血天井は、文字通り「人の血で塗られた天井」なのですが、どうしてそういったものを天井にするのか、なぜ人の血なのかは、寺院内の方が15分かけて親切丁寧に説明してくださいます。こういった寺院の方の説明は、知見を広めるうえで大変参考になりますし、京都の歴史を感じるには絶好のスポットです。
また、建物内は、俵谷宗達が描いた「白象図」の杉戸絵がありますので、じっくりと見ていってください。
以上です。